ブックタイトルshiikutetyou
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shiikutetyou
鳥類の胸の筋肉は非常に発達しています。鳥類の胸の筋肉量は体重の15~30%あり、私たち人間の15~30倍と言われています。この発達した胸の筋肉がある事で大空を飛ぶことができます。私たち人間が大空を飛ぶ条件の一つは今の15倍以上、胸の筋肉をつけなければ不可能という事になります。胸の筋肉鳥類はくちばしを得たことにより、重たい歯や顎を捨てることができました。食べものを丸飲みすることで歯を不要にしました。これによる軽量化は空を飛ぶためには非常に都合がよいです。鳥の種類により、食べるものが異なるため、くちばしの形も様々です。写真はウコッケイのくちばしです。飛行に関して関係のなさそうな消化管ですが、空を飛ぶためにより軽く、そして飛行に必要な膨大なエネルギーを効率よく摂取するための構造をしています。胃は胃液を分泌するせんい(腺胃)と消化・分解をするきんい(筋胃)の2つがあります。きんいでは小石を蓄え(そのため砂肝とも呼ばれます)、物理的に食べものを砕きます。ここが歯のかわりとなります。くちばし(嘴)、消化管内頸動脈頸静脈前胃(腺胃)砂嚢(筋胃)総排泄腔排泄孔大腸小腸肺気管腎臓肝臓心臓鳴管そ嚢11