ブックタイトルshiikutetyou
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呼吸器:きのう(気嚢)レントゲンはチャボのものです。レントゲンを見ると実際にきんいには石が入っていることがわかります。赤丸で囲ってある中央の砂状のものが石です。飛ぶという行為はとてもエネルギーを使う事であり、きのう(気嚢)も飛ぶことを可能している器官の一つです。鳥類の呼吸器は哺乳類と大きく異なります。哺乳類は横隔膜の運動によって肺の容積を変化させることで空気の流れを作りますが、鳥類では肺の大きさを変化させることがありません。鳥類の横隔膜は単なる薄い膜として存在し、呼吸運動の役割はもちません。鳥類には肺につながる「きのう(気嚢)」と呼ばれる非常に薄い壁の袋状の組織があります。呼吸運動の際にこのきのうを膨らませたり縮ませたりすることで空気の流れを作ります。きのうがあることで体を軽くし、呼吸を効率的に行い、体内で発生した熱を冷却することができます。泌尿器:尿を作る器官(腎臓)鳥類には私たち哺乳類がある膀胱と尿道はありません。膀胱は尿をためる場所です。膀胱をなくすことで軽量化でき、飛ぶことを可能にしています。写真は腎臓で、ここで尿が作られます。頸気嚢肺腹気嚢胸気嚢チャボのきんい( 筋胃)。赤枠内に砂状の石があります12