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〈災害時〉すすめていますか?ペットの災害対策
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神奈川新聞 掲載日
令和3年3月11日 地震や台風、洪水といった災害に見舞われた時に、ペットと共に住宅に住み続けるのが困難になったらどう行動するか、今ぱっと思い浮かびますか?。
まずは、家族や知人など、もしもの時にペットを預けられる先を探して決めておきましょう。
緊急時の預け先に心当たりがない場合の対応として、横浜市獣医師会では、風水害時のペットの一時預かりを行っており。対応が可能な動物病院のリストを横浜市獣医師会のホームページで紹介しています。
避難所によっては、ペット共に避難できる態勢を整えているところもあります。しかし、避難所には動物が苦手な方や動物アレルギーをお持ちの方々も避難してきます。そのため、ペットと飼い主は一緒に人間用のスペースで生活できないことから、避難所の敷地内にペット用の飼育ゾーンを設けて、そこで飼育することになります。
そこで生活するためには、犬であれば犬鑑札や狂犬病予防注射済票をつけ、他の動物でもマイクロチップや名札付の首輪をするなど、飼い主の情報を明示することが必要です。避難所の他の利用者やペットに迷惑をかけないためには、普段から集団生活ができるようなしつけや、ワクチンの接種やノミ・ダニの駆除といった健康管理も大切です。
また、慣れない避難生活でペットが体調を崩して獣医さんの診療を受けることもあるでしょう。その時に、普段から診てもらっている獣医さんがいれば安心できるのではないでしょうか。公益社団法人 横浜市獣医師会
会長 太田 雄一郎
横浜市磯子区西町14-3
tel 045(751)5032