横浜市獣医師会の会長 溝呂木啓之 です。
横浜市獣医師会ホームページをご覧頂きありがとうございます。
当会は、昭和30年に社団法人として発足し、様々な事業活動を行ってまいりました。
そして、平成25年4月より公益社団法人横浜市獣医師会として認定され、新たな一歩を踏み出しております。
会員数は現在412名、その構成は、愛玩動物の診療を行う開業獣医師や動物病院に
勤務する獣医師、公衆衛生・産業野生動物の行政機関の獣医師、企業で研究や教育に
携わる獣医師など、横浜市に在住・在勤の多くの獣医師が加入しております。
当会は、高度専門職能集団としてOne Healthの理念(人も動物も環境も同じように健康であることが大切)を踏まえた活動を大きな柱とし、
人獣共通感染症と言われる人と動物に共通する感染症対策にも取り組んでおります。
昨今の新型コロナウイルス感染症もこの一つと考えられていますが、このような深刻な感染症に限らず、
動物に由来する感染症の発生を全体として減らすためにも、人間だけでなく動物や生態系の健康を一体として取り組むことが重要であるという考えに基づいています。
具体的には、当会は、人と動物のより良い関係のもとに豊かで潤いのある生活や社会を実現する為に以下の事業を行っております。
狂犬病の予防及び知識の普及、身体障害者の補助犬の診療、飼い主不明の傷病動物の
救急処置、野生鳥獣保護、学校飼育動物の訪問指導や飼育ウサギの去勢手術実施、
不幸な動物を増やさないための不妊去勢手術やマイクロチップ装着等の推進、災害発生時の動物救護対策、食の安全や公衆衛生対策、豚熱・鳥インフルエンザの防疫、
そして、市民フォーラムの開催や優良飼い主表彰、意見広告の新聞掲載など多岐にわたっております。
このホームページが、市民の皆様にとって獣医師会の活動内容や獣医師という職業を知って頂く一助となれば幸いです。
最後に、当会の運営にご協力頂いております諸関係機関の皆様に厚く御礼申し上げます。
どうか、これからも当会を暖かく見守って頂くと同時に皆様のご指導とお力添えをよろしくお願いいたします。