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今のうちに考えてみませんか いざという時のペット対策
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神奈川新聞 カナロコ 掲載日
令和4年3月11日 今のうちに考えてみませんか いざという時のペット対策
近年、飼い主の方々の動物愛護への関
心の高まりにともない、健康なうちから
「かかりつけ動物病院」を決めて、ペッ
トの健康管理をされている方も増えてき
たように思われます。
犬猫の長寿化もすすんでおり、飼い主
の想定を超えて長く生きることも多くな
ってきています。その結果、飼い主の高
齢化によって散歩などの世話を十分にすることができなくなり、手元から離さざるを得なくなった、という話も耳に入るようになりました。
また、2020年から新型コロナウイル
ス感染症の流行に伴い、飼い主が突如入
院を余儀なくされ、飼っているペットの
世話が困難になった例もありました。
新型コロナに限らず、突発的な病気や、
事故などによって入院せざるを得なくな
る可能性は誰にでもあります。
いざという時に信頼してペットを預けられる、親類、知人、動物病院やペットホテルなどの家族以外の預け先を見付けておくと安心です。平常時から、信頼のおける方を探して、お願いしておくと良いでしょう。
併せて、災害時にペットと一緒に避難
所に行く「ペット同行避難」について改
めて考えてみてはいかがでしょう。同行
避難をしても、避難所にはペットに関す
る備蓄品はないこと、飼い主と同室で飼
育管理できるわけではないことなど課題
があります。
また、雷、竜巻や地震といった荒天、
災害時には、驚いたペットが逃げ出して、
迷子にな ってしまう事があります。対策
として、万が一見失ってしまっても再会
することができるよう、ペットへのマイ
クロチップの装着をお勧めします。
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